Prime Readingの使い方とKindle Unlimitedとの明確な2つの違いを解説

amazonプライム会員の特典で本を読み放題できる『Prime Reading』を活用していますか？電子書籍に慣れ親しんでいない方にとっては使い方がいまいち分からないという方も少なくないでしょう。

この記事ではPrime Readingの特徴や使い方、別途追加料金が必要になるKindle Unlimitedとは何が違うのかを解説していきたいと思います。プライム会員の方でまだ利用した事がない方、本が好きな方は特に必見です！

Prime Readingの基本情報

月額500円で入会可能なamazonプライム会員ですが、その中の特典の1つにPrime Readingがあります。プライム会員であれば面倒な追加登録の必要なく、今すぐに利用可能です。

好きな端末で本を読み放題

Prime Readingは自分が今使っているスマホやタブレット、パソコンなどの色々な端末で、小説やビジネス書、実用書や漫画や雑誌を無料で読む事が出来るサービスです。

ジャンル別で見ると特に雑誌や漫画などが多く無料配信されていて、雑誌や漫画などのラインナップは毎月更新されています。

人気タイトルをこのように常にオススメしてくれていますし、注目タイトルや人気タイトルだけでなく、4巻以上しっかりと無料で読める漫画特集など、ラインナップも充実していますので本好きには無料配信されている作品をチェックするだけでも楽しいと思います。

常に読み放題で楽しむ事が出来る本の数は約1000冊となっています。カテゴリーごとに無料対象の本を選ぶ事が出来ますので、自分のお気に入り作品をダウンロードして楽しみましょう。

使い方（スマホとタブレット）

好きな端末で自由に使える事が魅力的なPrime Readingですが、ここからはまずスマホとタブレットで利用する時の手順を紹介していきます。プライム会員である事とKindleアプリをダウンロードしている事は絶対条件なので、まずはそちらをお忘れないように準備しておきましょう。

それでは早速以下で全手順を説明していきます。

1. Kindleアプリを開いてamazonプライム会員アカウントでログイン
2. カタログからPrime Readingを選択する
3. 読み放題マーク（✓prime）がついている本の中から選ぶ
4. 読み放題で読むを選択してダウンロードする

このような方法で簡単に本をダウンロードして読む事が出来るようなります。注意すべき点としては、最大でダウンロードして保有しておく事が出来る本は10冊であると言う事。

ダウンロードした本を読んだら削除してから新しい本をダウンロードするという方法をルーティーンにしておけば心配ありません。ライブラリから簡単に削除する事が可能です。

使い方（パソコン）

続いてはパソコンを利用してPrime Readingで本を読む方法です。スマホやタブレットとは違いパソコンで利用する場合はKindleアプリをダウンロードする必要はありません。

パソコンで本を読み放題する方法は以下の手順で行います。

1. amazon公式にてプライム会員でログイン
2. カテゴリーからPrime Readingに移動
3. 読み放題マーク（✓prime）がついていて、『無料でお楽しみいただけます』と表記されている本を選ぶ
4. 選んだ本の詳細ページからダウンロード

今すぐ読むを選択するとKindle Cloud Reader が開きブラウザ上で本を読むことが出来るようになりますが、ブラウザ上で読むことが出来ない本もありますので注意しましょう。

ダウンロードした本はマイライブラリに貯蔵されており、スマホやタブレットと同様で1度に10冊までしかダウンロードする事が出来ませんので、読み終わったら削除して行く事をオススメします。

Kindle Unlimitedって何？違いを解説

Prime Readingを利用している方は知っているかと思いますが、読み放題マークの他に『Kindle Unlimited』というロゴを見るかと思います。

実はこのKindle UnlimitedとはPrime Readingの上位互換のサービスです。明確な違いが2つありますので解説していきます。

料金が違う

明確な違いの1つ目は料金の違いです。Prime Readingはプレミアム会員の特典の1 つですから、利用料金は月額500円です。追加料金は全く必要なくプレミアム会員に登録していれば利用可能です。

しかしKindle Unlimitedはアマゾン会員であれば誰でも利用可能な特典ではありますが、利用料金が異なります。プレミアム会員月額500円とは別に月額980円が必要になります。

本や漫画、雑誌や写真集などが読み放題になるサービスですが、まずはこの月額利用料金が大きく異なるという点は覚えておきましょう。

タイトル数が違う

もう1つの明確な違いは読み放題になる書籍のタイトル数です。上記でも紹介しましたがPrime Readingで読み放題になる本は約1000冊ですが、Kindle Unlimitedで読み放題になる本の数は150万冊を越えています。

そもそもPrime Readingで読むことが出来るタイトルはKindle Unlimitedで無料になっているタイトルから選んでいる為、Prime Readingで読むことが出来る本も全て読むことが出来ます。お試し会員という意味合いで捕らえるのが良いかもしれませんね。

Kindle Unlimited利用をオススメしたい人

Prime Readingの上位互換であるKindle Unlimitedは月額980円の利用料金が別途で必要になってきますが、一体どのような人にオススメできるのか。その点について説明していきましょう。

毎月3冊以上の本を読んでいる人

本を読む習慣がある方であれば月額980円という料金は間違いなく元が取れます。単行本の小説は大体1000円以上はしますし、単行本でも500円前後はします。古本でも3冊で1000円位の値段は必要になってきますので、毎月継続して本を5冊～10冊読む方であれば登録した方が良いでしょう。

しかし難点としては『現在売れている本はなかなか出ない』という点です。例えば好きな小説家がいたとしても、昔の本は読むことが出来るが最新作は読むことが出来ないという時が多くあります。それを受け入れる事が出来る人は、登録しておいて損はないでしょう。

電子書籍が好きな方

Prime ReadingやKindle Unlimitedの魅力は何と言っても電子書籍であるという点です。毎日カバンに１冊の本を入れて通勤途中に読んでいるという方も少なくないと思いますが、電子書籍であれば本を持ち運ぶ必要がありませんので荷物になりません。

好きな時に狭いスペースで読むことが出来る電子書籍はとても扱いが楽ですし、読み終わった後に荷物になってしまうケースが多い本と比べて非常に管理も楽です。全ての本を読める訳ではありませんので、本好きの方は本屋に行き新しい本を買う事も少なくないと思いますが、それでも数多くの電子書籍を読む事が可能なKindle Unlimitedは重宝できると思います。

まとめ

amazonプライム会員特典で本好きの人は必見のサービスであるPrime Reading。更にそのサービスの上位互換であるKindle Unlimitedの特徴や使い方などを説明してきましたが参考になりましたでしょうか。

本好きであればまず間違いなく元は取れる事間違いなしのサービスになっていて、新作が読み放題になる事は少ないものの、150万冊以上の本を読み放題する事が出来ますので、読みたいと思う本が一冊もないという状況は生まれないと思って良いかと思います。

好きなデバイスで読むことができて電子書籍なので管理が楽という点も素晴らしい所ですよね。プライム会員の方は、まずPrime Readingで電子書籍の読み放題を体験してみて、良いなと思ったらKindle Unlimitedに登録してみましょう。読書好きの方はきっと気に入ると思いますよ！

November 21, 2019 - posted by poster