iTunes Storeで音楽や映画を買ったりレンタルしたり、App Storeで有料アプリを購入したり、Apple Musicを利用したりと様々な使い方が出来る「iTunesカード」ですが、そもそもiPhoneやMacなどのApple社製品を使っていないという人からすれば必要のないものですよね。
「いらないiTunesカード、一体どうしよう?」そんな時に思い浮かべるのが金券ショップではないでしょうか?あなたの自宅や職場の近く、よく遊びに出かける街中などで金券ショップを見かけたことがあるという人も少なくないでしょう。このように私達の身近にもある金券ショップでは金券やチケットなどの売買を行っていますが、実は金券ショップはiTunesカードの買取は行っていないという場合がほとんど。
金券ショップのような店頭買取業者の中にもわずかにiTunesカードの買取を行っているところはありますが、全国でもかなり数が限られてしまう上に、買取には厳しい上限があるなど、使い勝手は決して良いとは言えないのが現状です。
この記事では「金券ショップがiTunesカードの買取を行っていない理由」と、そして更に「iTunesカードを高く換金する方法」についてご紹介させていただきたいと思います。どうせ売るならより高く換金したい!そんな風に考えている方は是非この記事を参考にしてみてくださいね。
iPhoneやMacを使っている人は多く、そのためiTunesカードを利用している人も多くなっています。それなのに一体どうして金券ショップはiTunesカードの買取を行っていないのでしょうか?
金券ショップがiTunesカードの買取を避けている理由、それは「iTunesカードの特徴」にあるんです。
iTunesカードを使うためには、まず自分のApple IDにサインインしてiTunesカードに書かれた16桁のコードを入力してコードを自分のアカウントに登録する必要があります。16桁のコードをすることで自分のアカウント上でiTunesカードの金額分のクレジットがチャージされるのです。
そして、iTunesカードに書かれた16桁のコードを入力した瞬間、そのiTunesカード自体は無効なものとなり、同じiTunesカードでもう一度コード登録をすることはできなくなってしまいます。
もしも既にコードが使われたiTunesカードを金券ショップが購入してしまった場合、使えないiTunesカードをお金を払って買い取ってしまったことになりますから金券ショップは損をしてしまいますよね。
しかも、このコードが使われているかどうかということは登録するまでわからないため、調べるにも調べることが出来ないのです。これが金券ショップがiTunesカードの買取を避けている理由の一つです。
コンビニなどで気軽に購入することが出来るiTunesカードですが、コード登録の他にももう一つ特徴があります。それは、レジを通していないiTunesカードは利用することが出来ないということです。
換金することが出来るiTunesカードは一時盗難が多発し、盗まれたiTunesカードを換金して現金を手にするといった手口の犯罪が増加。そのためレジを通さないと使えない「POSA SYSTEM」が導入されることになったのです。
iTunesカードを一目見ただけではそれがレジを通した(使用可能)ものなのか、盗まれたもの(POSA SYSTEMによって使用不可能)なのか判断することが出来ませんよね。このような理由から金券ショップはiTunesカードの買取を避けているのです。
数は少ないものの全国に現時点で確認出来るだけで12店舗、iTunesカードの買取を行っている金券ショップが存在しています。
◆東京
アマゾンギフト新宿西口
チケット秋葉原
チケット浜松町
得々市場 小岩店◆名古屋
チケットセンター名駅本店
チケットセンター黒川駅前店
チケットセンター千種駅前店
チケットセンター池下駅前店
チケットセンター大曽根駅前店
チケットセンター春日井店
チケットセンター小牧駅前店◆大阪
アイギフト(梅田)
ただし、冒頭でもご紹介した通り、金券ショップでのiTunesカードの買取には厳しい条件が設けられています。また、換金したいiTunesカードが1万円未満だった場合には換金率60%前後とかなり低い買取価格になってしまうためオススメは出来ません。
◆金券ショップでのiTunesカード買取条件の一例
・購入してから一定期間内のiTunesカードのみ買取
買ってから1週間以内のiTunesカードのみ買取可能など、多くの金券ショップで期限が設けられています。・購入時のレシートが必要
そして、いつ購入したiTunesカードなのかということを証明するためにiTunesカードを購入した時のレシートが必要です。結婚式の二次会の景品などでもらったiTunesカードの場合、当然レシートまではもらえませんから現実的に考えて金券ショップでの換金は難しいと言えるでしょう。・スクラッチを削っているかとうか
まだ使われていないiTunesカードの場合、16桁のコードにスクラッチがかかっています。スクラッチが掛かっているということは未使用だと判断され、買取率も高くなります。スクラッチを削ってしまっている場合は買取率は10%ほど低下するのがほとんどですので、使うつもりがないのならスクラッチは削らないように注意しておきましょう。
以上のような理由から金券ショップでiTunesカードを換金するのはあまりおすすめすることが出来ません。iTunesカードをより高く、そして素早く換金したいならiTunesカードなどのインターネット上の通貨として使えるギフト券を換金したいなら、ギフト券の換金に特化した「買取サイト」を使うのがおすすめです。
買取サイトなら金券ショップよりも簡単に、より高くiTunesカードを買い取ってもらうことが出来ますよ。
買取サイトには大きなメリットが3つ存在しています。買取サイトにはインターネット上で買取をしてくれるサイトならではのメリットがあり、とても便利にスピーディーにiTunesカードの買取をしてもらうことが可能です。
実店舗がない買取サイトはスマホやPCがあればいつでもどこでも簡単に申し込みすることが可能。しかも、申込み・買取額振込・問い合わせなどにも24時間年中無休で対応。
そしてiTunesカードの換金額についても金券ショップの買取相場が60~65%前後なのに対し、買取サイトの場合は70~72%とかなりの高換金率を誇っているのです。
以上のような理由から金券ショップやチケットショップはiTunesカードの買取を避けています。一部の金券ショップではiTunesカードの買取も行っていますが、まだ全国でもiTunesカードの買取を行っている金券ショップは少なく、ほんの一部の限られた場所でしかiTunesカードを売ることが出来ません。
たまたま自宅や職場の近くにiTunesカードの買取を行っている金券ショップがあるという場合には利用してもいいかもしれませんが、遠方からわざわざ交通費をかけて移動してiTunesカードを売りに行くのでは本末転倒ですよね。
お米券やビール券や映画のチケットを売るなら「金券ショップ」。そしてそれと同じように、iTunesカードなどのインターネット上で使えるギフト券を売るなら「買取サイト」がおすすめです。