Googleアカウントは無料で複数作製することが可能となっているため、いくつかのアカウントを持っているという方も少なくないのではないでしょうか。アカウントを使い分けることで自分でより使いやすくすることが出来るのはいいですよね。
しかし、アカウントが複数あるのば便利なのと同時に、時に間違いが起こってしまうことも…実際、GooglePlayカードの残高を追加するアカウントを間違えてしまったという人も少なくないようです。
現時点では別のGoogleアカウントに残高を移行させることは出来ないため「もうだめだ…」と打ちひしがれてしまった人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ですが、実はこれには3つの対処法があります。
その対処法を実践すれば、せっかく購入した残高を無駄にしないで済むのです。この記事ではそんな対処法について詳しくご紹介していきますので、是非参考にしてみてください。
Googleアカウントは複数作ることが出来るため、お使いのAndroid端末にいくつかのGoogleアカウントを入れているという人もきっと多いですよね。これには自分の好きなように使い分けることが出来るというメリットもありますが、複数アカウントをきちんと管理する必要も生まれます。
対処法について知る前に、まずは簡単にGoogle PlayストアでのGoogleアカウントの仕組みについてご紹介していきます。
いくつGoogleアカウントを持っていたとしても、自分がプレイしているアプリに紐付けることが出来るアカウントは1つのみとなっています。
アプリ内課金はアカウントの残高から支払われるという仕組みになっているため、GooglePlayカードの残高追加アカウントを間違ってしまうとせっかくの残高が使えないという事態に陥ってしまうのです。
間違いはふとした時に起こってしまうもの…。普段プレイしているゲームに課金するためにGooglePlayカードの残高をチャージしたら、「違うアカウントだった!」なんて後になって気づく人も少なくないようです。
具体的には、以下のような状態です。
間違って違うアカウントに追加したことに気づいていないと「残高を追加したはずなのに残高が0のままだ!おかしい!」と焦ってしまいますよね。
そんな時にはまず、Google Playストアアプリを起動して、「メニュー」→「アカウント」の手順でアカウントの切り替えを行い、他のアカウントに残高がチャージされていないか確認するようにしましょう。
AのアカウントからBのアカウントへ残高を移行させることが可能ならば残高を移行するだけで問題は解決しますが、残念ながら現時点では残高の移行は行う事ができないようになっています。
それではこれから、間違えて別のアカウントにGooglePlayカードの残高を追加してしまったという時の対処法について詳しくご紹介していきたいと思います。
まずは簡単な対処法である「対処法1」からご紹介していきますので、対処法1で無理なら対処法2、それでも無理なら対処法3…というようにご自身の状況に合わせて対処してみてください。
まず、一番簡単な対処法がこの「アカウントを切り替える」という方法です。読んで字の如く、Googleアカウントの切り替えを行う方法で、残高を追加した方のアカウントに切り替え、アプリ内課金を行うという方法です。
この方法はバックアップしたり、アプリの削除などを行う必要がなく簡単に対処することが出来ます。
以上の方法でアプリ内課金が行えればこれで解決ですが、アプリ内課金が出来ないようでしたら対処法2に進みましょう。
一番簡単な対処法1ではアプリ内課金が出来るようにならなかったという人は、これからご紹介する対処法2を実践してみてください。
対処法2は、Aのアカウントで管理していたアプリを一旦削除、再インストールし、Bのアカウントで管理し直すという方法によってアプリ内課金が出来るようにするというものです。
まずは、アプリ内課金を行いたいアプリのデータバックアップを取ります。この手順は非常に重要なので、データを引き継ぐことが出来るよう、確実にデータのバックアップを完了させましょう。
アプリによってバックアップの方法が異なると思いますので、そのアプリに合わせた手順でバックアップを行ってください。
確実にデータバックアップを行えたことが確認出来たら、お使いのスマホからそのアプリを削除(アンインストール)しましょう。
別のアカウントでアプリを再インストールするためには、アプリの削除(アンインストール)だけでなく、マイアプリ&ゲームのリストからも削除する必要があります。
Google Playストアのアプリを開き、三本線のメニューからマイアプリ&ゲームを選択したら、「ライブラリ」タブから削除したアプリを探して「×」をタップし、リストからも削除しましょう。
Google Playストアのアプリを開いたら、間違えて残高を追加してしまったBのアカウントへの切り替えを行いましょう。しっかり切り替えが出来たら、アプリ内課金を行いたいアプリをの再インストールを行います。
手順通りに再インストールを行ったら、アプリを起動してみましょう。これでGooglePlayカードの残高を追加したアカウントと紐付けられ、アプリ内課金が可能となったはずです。
特定のGoogleアカウントにゲームのデータなどが紐付けられ管理されているようなアプリの場合、対処法2でもアプリ内課金が出来ないという場合もあります。
そんな時の最終手段としてご紹介するのが、こちらの「端末からGoogleアカウントを削除する」という方法です。(端末からの削除でありGoogleアカウントが消滅するわけではありません)
Googleアカウントを削除すると、端末に入っている他のアプリにも影響を及ぼす可能性があります。そのため、この対処法3を行う前には課金したいアプリの他にもしっかりとバックアップを取るようにしてください。
あくまで最終手段であり、リスクもある方法のためあまりオススメは出来ません。手間もかかるため、追加してしまった残高がそこまで多くないようなら他のことに使ったりした方がいいかもしれません。
このスマホからアカウントを削除する方法では手順1~3までは対処法2と同じです。確実にパックアップを取ってからアプリを削除し、マイアプリ&ゲームのリストからの削除を行いましょう。
お使いの端末からGoogleアカウントの削除を行います。削除するのは、本来GooglePlayカードの残高を追加したかった方の、アプリと紐付けられているAのアカウントです。
お使いの端末の「設定」→「アカウント」→「Google」→「対象のアカウントを選択」→メニューの「アカウントを削除」という手順でアカウントの削除が行えます。
アプリと紐付けられているアカウントの削除が完了したら、間違って残高追加してしまったアプリの切り替えましょう。
アカウントを切り替えたらアプリを再インストールしましょう。完了したらアプリを起動し、課金を行いましょう。
課金が全て完了したら、元々アプリと紐付けていたアカウントを再度登録し直しましょう。
以上の1~3の対処法を行ってみたけど、どうしてもアプリ内課金が出来ない!という場合は潔く諦めて、他のコンテンツに利用するのがオススメです。
下手なことをしてデータが消えてしまったり、何かあったら悲しいことこの上ありません。
頻繁にGooglePlayカードの追加アカウントを間違えてしまうなどの事態が起こっているならそもそも端末に登録するアカウントを一つだけにするなどの対処をしておくようにすれば、次からは間違ってしまうこともなくなるでしょう。
GooglePlayカードの残高を間違えて追加してしまった時の対処法についてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
対処法はあるとは言え確実ではなく、手間もかかるため、なるべくなら残高の追加間違いがそもそも起こらない状況にしておくのがオススメですよ。
November 17, 2019 - posted by poster