Amazonプライム会員を解約する3つのベストタイミングと退会手順

「Amazonプライム会員になったけど全然使っていない」
「無料体験を使ってみたけど思っていたのと違うから解約したい」

便利機能は沢山ありますが人により利用方法は様々です。Amazonプライム会員に登録したけど思った以上に有益な利用方法が思い浮かばずに退会したいと思っている方も多いでしょう。解約しなければ登録したカードから毎月利用料金が支払われてしまいますので、全くプライム会員のサービスを利用していないという方はすぐにでも解約した方がお得です。

この記事ではAmazonプライム会員の簡単な解約方法と、プライム会員を解約する時のベストタイミングについて解説していきたいと思います。プライム会員はいつ、どのように解約すれば良いのか。返金対応はしてくれるのかなど解約に伴う気になる点についても合わせて紹介していきたいと思います。

Amazonプライム会員の解約手順

Amazonプライム会員の解約と退会はPCからでもスマホからでも簡単に行う事が出来ます。一般的にはこのどちらかで解約するのが普通ですが、ウェブ操作で面倒くさいという方の為に電話で解約依頼をする事も可能です。

フリーダイヤル:0120-999-373
カスタマーサービス:011-330-3000

上記番号のどちらでも電話をかけてAmazonプライムを解約したいという意向を伝える事で解約手続きを行ってくれます。以下ではウェブ上で解約する方法を3端末(PC、アイフォン、アンドロイド)で順番に紹介していきます。それぞれ機種仕様により微妙にやり方が違いますので、利用端末毎に解約方法を読むようにして下さい。

PCの場合

Amazonプライム会員をパソコンから解約するには以下の手順を行う必要があります。

  1. トップページからログインして「Amazonプライム会員情報」をクリック
  2. 左側メニューの中にある「会員資格を終了する」をクリック
  3. 「更新前にお知らせを受け取る」「特典と会員資格を終了」「特典と会員資格を継続」の3つの中から「特典と会員資格を終了」をクリック
  4. 「○月○日に終了する」と「今すぐ解約」のどちらかを選択してクリック

アイフォンの場合

続いてはアイフォンでAmazonプライム会員を解約する手順を紹介していきます。

  1. トップページからログインして左上の三本線をタップしメニューが表示されたら「プライム」を選択
  2. 一番下までスクロールして「Amazonプライム会員情報を管理する」という項目を選択
  3. 一番下までスクロールして「会員資格を終了する」という項目を選択
  4. 一番下までスクロールして「特典と会員資格を終了」という項目を選択して終了

アンドロイドの場合

続いてはアンドロイドでのAmazonプライム会員を解約する手順を紹介していきます。

  1. トップページ右上にある「ログイン」を選択し左上にある三本線を選び「アカウントサービス」を選択
  2. 画面をスクロールして「プライム会員情報の設定・変更」を選択
  3. 下の方にある「会員資格を終了する」を選択
  4. 「更新前にお知らせを受け取る」「特典と会員資格を終了」「特典と会員資格を継続」の3種類から「特典と会員資格を終了」を選択
  5. 再度3種類の選択が表示されますが、そのまま画面下にスクロールすると「○月○日 特典と会員資格を終了」というボタンがあるので選択して終了

年会費の返金で知っておきたい事

Amazonプライム会員の会費は月額400円か年会費3900円のどちらかの選択制です。月会費であれば解約した次の月から料金の支払いがなくなりますので良いのですが、年会費の場合は解約した月からまだ日数が残っていたら大変な損をした気分になりますよね。

しかしAmazonプライムの年会費はきちんと返金されます。どれ位の額が返金されるのか、年会費の返金時に気をつけるべき注意点を以下で紹介していきます。

日割り計算でクレジットカードへ返金

解約をする時に「今すぐ解約」を選択した場合、年会費で利用料金を支払っているのであれば利用可能日数までの日割り計算で返金してくれます。年会費を既に支払っている方が退会手続きを行っていると「残りの会員期間に対して○○円が返金されます」という表示が出ますので、幾ら返金されるのかが一目で分かります。

日割り計算された年会費は口座などに現金振り込みされるのではなく、Amazonに登録しているクレジットカードへ返金される事になります。解約してから翌月か翌々月に日割り計算された残高が返金されるのが一般的ですが、クレジットカード会社によって異なりますので、どうしても詳細が気になるという方はカード会社に問い合わせてみるのが良いかと思います。必ずAmazonに登録しているカードに返金されますので、別のカードに返金したい場合はそちらのカードを事前に登録しておくようにしましょう。

自動継続の要注意

Amazonプライム会員には「登録した覚えがないのになぜか登録していて、勝手に利用料金が引かれていた」というトラブルが多いです。それを可能にしてしまっているのが、無料お試し会員の後にデフォルトで設定されてしまっている自動継続のシステムです。Amazonプライム会員のお試し会員を無料で1ヶ月利用した後、そのまま設定を何もいじらずに置いておくとずっと会費を払い続ける事になります。

お試し会員でその後継続するかどうか分からないという方は登録した時点で設定を変更しておくのが賢い方法です。アカウント内の「会員情報の管理」から「自動継続しない」を設定しておくようにしましょう。払っていた覚えがないのに支払っていたという方が結構多いのが自動継続の落とし穴です。忘れん坊の方は最初に登録しておいて、うっかりミスを防ぐようにすると良いかと思います。

Amazonプライム会員解約を決めるタイミングはいつ?

月額400円、年会費3900円で登録可能なAmazonプライム会員には18個の特典があり、プライムビデオで動画見放題、配送料は無料になり100万曲以上の音楽が聴き放題です。これ以外にも様々なサービスが目白押しのAmazonプライム会員ですが、そんなお得なプライム会員を解約したいと決めるのにベストなタイミングや理由はどのようなものがあるのでしょうか。

Amazonプライム会員を解約しようかどうか悩んでいる…という方は以下で紹介する解約を決めるベストタイミングと理由を参考に、継続するかどうかを決めてみるのが良いかと思います。

無料お試し期間が終了した

最もベストで最も解約を決断する方が多いのが『無料お試し期間の終了時』です。Amazonプライム会員は始めて利用する方を対象にした1ヶ月間の無料お試し期間があります。この期間は無料で1円も費用がかかる事なくAmazonプライム会員のサービスを利用できるのですが、この時に自分には合わないなと感じたり、思っていたものとは違うなと感じて解約する方がとても多いのです。

上記でも注意喚起させてもらいましたが、気をつけるべき点は自動継続です。Amazonプライム会員は無料お試し期間であっても、最初の登録時にクレジットカード情報の入力を求められます。そのまま無料お試し期間が終了すると設定を何も変更していなければ『自動継続』になっていますので、無料お試しが終わったからサービスを利用していなくても自動継続で料金だけ支払っているという事態に陥る可能性があります。無料お試し期間でサービスを継続するかどうかを見極めるのはとても大切な事ですが、自動継続であるという点は注意して設定を事前に行っておくなどの対処はしておきましょう。

プライムビデオに満足できなくなった時

テレビやレンタルビデオに変わる新しい時間の使い方として近年目覚しい成長を遂げているのが月額固定の動画配信サービスです。Amazonプライム会員になるとプライムビデオという動画配信サービスを無料で見放題になり、プライムビデオ限定ドラマや映画、バラエティだけでなく新作映画などをレンタルして視聴する事も可能です。Amazonプライム会員に入会した方の中にはプライムビデオを見る為に登録したという方も多い程人気の高いサービスとなっています。

無料で見る事が出来る作品数が32000以上と非常に種類は豊富なのですが、プライムビデオには特化している点がないというデメリットがあります。例えば世界最大の動画配信サービスであるネットフリックスは、映画やドラマ、アニメなどのオリジナル作品に特化しています。アカデミー賞を受賞する程のクォリティと実績を持っていて、これからも更にオリジナル作品で世界を席巻していくと言われています。

NETFLIX 映画、ドラマ、アニメ、バラエティとどれを取っても死角なし。最大の利点はオリジナル作品の数が豊富で面白いという点。アカデミー賞を受賞する程のクォリティなので、ネトフリ限定アニメや映画を楽しみたいという方にオススメ。
Hulu 海外映画やドラマのラインナップが豊富。2014年から日本テレビが動画配信事業を買い取った事で日本向けの国内ドラマ、アニメ、バラエティの見逃し配信の種類が豊富。
Paravi TBS、日本経済新聞社、WOWWOWが立ち上げた動画配信サービス。TBSの人気ドラマやWOWWOWのオリジナルドラマが見放題という他とは一線を画すサービスが魅力的。
DAZN スポーツ専門の動画配信サービスとして有名。サッカーや野球、プロレスなどありとあらゆる様々な種目のスポーツを月額固定で見放題が可能。DAZN独占配信のスポーツも増えてきた事でスポーツファンにとっては必須の動画配信サービスとなりつつあります。

このように近年成長著しい動画配信サービスにはそれぞれ特化した点が必ずあります。ドラマ好きでドラマしか見ないという方はプライムビデオではなくHuluに登録するのがオススメですし、スポーツ好きな人はDAZNに登録するのが良いでしょう。それぞれの利用目的により動画配信サービスを選べる時代になってきていますので、アマゾンビデオが自分のニーズとは合わないと感じる方は解約する傾向にあります。

Amazonではなく他サイトで買い物をする

様々なお得サービスを安価で利用する事ができるAmazonプライム会員ですが、それらは全て当然ですがAmazonで買い物する人を対象にしています。つまり普段からAmazonで買い物する機会がない方にとってはムダなサービスという訳です。Amazonプライム会員の一番の利点である配送料無料や配送オプション無料の即日配達なども利用機会がなければお得なサービスと感じる事は出来ません。

日本で有名なネット通販サイトと言えば「Amazon」と「楽天」ですよね。両サイトにはそれぞれメリットとデメリットがあり、どちらを利用するかは自分のニーズに合わせるべきです。という訳でそれぞれのサイトの特徴を簡単に説明していきましょう。

Amazon 楽天
デザインが見やすい デザインが見にくい
レビューの信頼度が高い レビューの信頼度が低い
家電、日用品、食料が安い 衣服が安い
ポイントが貯まりにくい ポイントが貯まりやすい

Amazonではなく楽天を普段から利用しているという方のブログや口コミを見ていると、最も大きな違いはポイントにあると言う事が分かります。Amazonでは特定の商品を購入した時にしかポイントが付与されませんが、楽天では全ての商品がポイント対象になります。前に比べればAmazonもポイントが貯まりやすくなったとは言われていますが、楽天にはまだ及びません。

ポイント大還元セールなども頻繁に開催されていますので、少しでもポイントを貯めて安く購入したいと考えている方は楽天を利用する傾向にあるようです。それ以外の点ではAmazonの方が使い勝手が良く、プライム会員に登録する事で得られる利点は多いと考えて良いでしょう。楽天は衣服の種類が豊富で値段も安いので、ポイントを貯めつつ衣服はネット通販で購入するという方は楽天の方が良いかもしれませんね。

まとめ

お得な特典が目白押しで利用者満足度の高いAmazonプライム会員ですが、サービスの特化に伴い利用頻度が落ちた事で会員登録を解約したいという方も多くいらっしゃると思います。解約する為の手順と年会費の返金を確実に行う方法、Amazonプライム会員を解約する為のベストタイミングは以上で理解して頂ければ幸いです。

月会費400円に年会費3900円と安価ではありますが、継続的に長年使うと考えれば全く利用しないものに費用はかけたくありませんよね。解約しても再登録もできますので、一度合わないなと思ったら解約し必要だなと感じればまた再入会してみれば良いかと思います。

September 07, 2019 - posted by poster