amazonで買った物は返品できる？3つの手順と返品不可商品を紹介

ネット通販サイト最大手であるamazonで、普段使いの日用品から特別なものまで全ての買い物をするという方は多いでしょう。我々の日常に根付いているamazonですが、実際の商品を目の前で見ないまま購入する為、届いた時に商品の不具合に気付いたり間違えて注文してしまっていたり…なんていうトラブルが良くあります。

amazonで買った商品って返品できるの？そんな疑問をこの記事で解決していきたいと思います。

返品できる商品とできない商品、返品をする為に行わなければいけない全ての手順や方法などを紹介していきます。ネット通販ならではのトラブルにもamazonは迅速に対応してくれます。安心して利用できる仕組みになっているという事を皆さんに知って頂きましょう。

返品できる商品とできない商品

商品が壊れていたり欠損していたら当然ですが返品は交換は可能です。しかしamazonでは、そのようなケース以外にも自己都合による返品にも基本的には対応しています。

しかし返品時に減額されてしまうケースや絶対に返品できない商品も中にはあります。返品手順の前にまずはその点について紹介していきましょう。

自己都合でもほぼ返品できる

冒頭でも説明しましたが、もちろん届いた時に商品が欠損していたり壊れていたら無償で交換が可能です。これは当然ですが、amazonでは自己都合でもほとんどの商品の返品が可能になっています。

・届いた商品を見たら間違っていた
・似た商品でもっと良いものを見つけてしまったからこれは返品したい

欠損などの理由以外の上記のような自己都合での返品も基本的には可能です。しかし返品される額には以下のような条件が定められています。

・未使用かつ未開封の場合は商品代金の全額を返金
・開封済みの場合は商品代金の50％を返金

開封しているかしないかで大きく返品される代金は異なります。更に返送する場合の返送料も破損などの個別のケース以外は自身の負担となります。

未開封であれば全額返金になりますので返品する意味はあると思いますが、1度でも開封してしまうと相当な例外のケース以外は自己都合による返金は50％しか戻ってきません。この点に関してはトラブルになるケースが非常に多いので注意しましょう。

ちなみに、開封していてもいなくても商品到着後30日以内に返品手続きを行わないといけません。30日を過ぎると返金額20％減額されますのでこの点も注意しましょう。

返品できない商品

商品到着から30日以内であれば、欠損や破損のようなケース以外の自己都合でも返品に対応してくれるamazonですが、絶対に返品できない商品もあります。

以下では返品できない商品の一部を紹介していきます。

雑誌、植物、食品・飲料・お酒、ピアス、ファッション福袋、ペット用の飲食物、医薬品、医薬部外品、化粧品、サプリメント、医療機器、カーバッテリー、車用タイヤ・ホイールセット、デジタルミュージック、ゲーム＆PCダウンロード商品、Androidアプリストアから購入した商品（アプリ、アプリ内課金、Amazonコイン）、プリペイド式商品（イベントチケット、サービスチケット、プリペイドカードなど）、受注生産品、特注生産品、刻字入り商品

より詳細な返品交換の条件についてはこちらのページをチェックしてみて下さい。お酒や食料飲料水などの商品が自己都合で返品できないのは当然ですよね。

その他にも返品のしようがない商品は返品が出来ません。受注生産品などは注文を受けてから作る特別なものなので、そのようなオンリーワン商品も返品は出来ない規約になっています。

返品できる商品なのに出来ないケースも

自己都合でも到着から30日以内であればほとんどの商品が返品可能なamazonですが、返品可能な商品であるにも関わらず返品できないケースもあります。

amazon倉庫からの発送ではなく個人や企業が発送する「amazonマーケットプレイス」の場合は返品方法が異なる。

amazonの規約では自己都合でもほとんどの商品が返品できますが、上記のようにamazonではない他社企業の場合は独自の返品条件を設定している場合があります。出品者のプロフィールページに返品や返金についての条件が記載されていますので、そちらをチェックしてから要請してみましょう。

amazonで買った商品を返品する時の全手順

それでは早速ここからは、amazonで届いた商品を返品する為の手順について説明していきます。手順行程は全部で3つです。

返品手続き
梱包
返送

以上3点がamazon商品を返品するまでの手順の流れになります。1つずつどのように行うのかを以下で説明していきましょう。

まずはamazonで返品手続き

届いた商品を返品してお金を返して欲しい…そう思った時はまず返品手続きを行います。上記で紹介したように開封してあるかいないかで大きく返金額が異なりますので、届く前から返品したいと思っている方は絶対に空けないようにして下さい。

サイト内で行う返品手続きの手順は以下のような流れになります。

amazonトップ画面左上「≡」アイコンをタップして【注文履歴】を選択

注文履歴から返品したい商品を選んで【返品商品】を選択

返品の理由を選択

具体的な理由（必須）を入力

手続き方法（返品か交換）を選択

返送方法を選択

自身のアドレスに届いたメールの返送方法を選択

返送用ラベルを印刷

このような流れになります。返送用ラベルは返送する時のダンボールに貼りますのでプリンターなどで印刷しましょう。具体的な理由については必ず嘘をかかず、完全な自己都合であっても正直に返品理由をきちんと入力するようにして下さい。

次は梱包

上記のように返送手続きが完了したら次は梱包です。届いた荷物を全く開封していない場合は、返送先のラベルを切り取りダンボールの梱包物に貼り、中に必要書類の残りをいれます。

プリンターを利用する場合と利用しない場合の梱包は上記図のように異なります。こちらのアマゾン公式ページに詳細が記載されていますので、詳しくはそちらでチェックしてみましょう。

最後に商品の返送

以上のように返品手続きと梱包まで完了したら最後に返送です。返品する商品を返さないといけませんので当然返送は絶対に必要になります。最も簡単な方法はamazonアプリから日本郵便の出荷サービスを申し込むという方法です。後はアプリの指示に従いながら進めていけば簡単に出荷できます。

アプリを利用しなくてもコンビニ等へ持ち込む事で集荷を依頼する事も可能です。軽いもので持ち運びが出来るのであればコンビニにお願いするのが楽で良いかもしれませんね。

返品物が届いてチェックが完了してから返金や交換の対応をしてくれるのですが、この対応が遅れる場合があります。なかなか返金されないなと思ったら以下の事を確認してみましょう。

・返品受付センターで選択した返品理由と合致しない状態で商品を返送された場合
・返品商品に関する正しい情報が不足している場合(返品受付ID等)
・返品手続きをした商品とは異なる品物を返送された場合
・返品手続きで指定された場所とは異なる返送先へ返送した場合
・返品された商品の一部が不足している場合

以上のようなミスがあると返金対応が非常に遅れて面倒くさいです。きちんとカスタマーサービスとしっかりと連携をとりながら、間違いなく返品商品を返送出来るようにしましょう。

まとめ

amazonは実際に目の前で商品を見て購入する訳はありませんので、実際に実物を見ていたら思っていたものと違うという事があったり、交換したいと思う事もあるでしょう。そんな時はamazonで返品や交換を行う事が出来ますが、全額返金されないケースがあったり出来ない商品もあるという事はしっかりと覚えておくようにしましょう。

ほぼ全ての商品が返品可能というのは気軽に買い物ができる利点であると共に、トラブルを招きかねませんので、amazonで商品を購入する時は慎重に。決して間違い購入やトラブルの元になりそうな返品は行わないように気をつけましょうね！

November 20, 2019 - posted by poster