世界最大手のインターネットショッピングサイトである「Amazon」は日本でも高いシェアを誇り、数多くの人が利用しています。最初はオンライン書店として始まったAmazonでしたが、徐々に様々な商品を取り扱うようになり、今では言葉の通り「何でも揃うお店」になっています。
また更に、Amazonプライム会員のサービスが開始されたことによって、Amazonプライム会員はプライムビデオやプライムミュージックなどのコンテンツも自由に楽しむことが出来るようになり、今やAmazonはただのインターネットショッピングサイトではくくることが出来ない存在になりつつあります。
その証拠に、プライムミュージックをパワーアップさせたようなサービスのAmazon Music Unlimitedでは6500万曲以上の曲を聴くことが出来るようになっており、これはAppleMusicやSpotifyなどの音楽配信サービスの曲数を大きく上回ります。
このように私達の日常には欠かせない存在となりつつあるAmazonですが、利用する上でのメリットやデメリットについて考えたことはあるでしょうか?
「何となく毎月Amazonで買い物をしてしまっている」「自動更新のままプライム会員に登録している」そんな人は一度、Amazonを利用するメリット・デメリットについて考えてみるのがおすすめです。
それではここから、Amazonを利用するメリットとデメリットについて詳しく解説していきます。
日本のインターネットショッピングサイトと言えば「楽天」が有名ですが、2015年のアクセス数は楽天が35億5,500アクセス、Amazonが39億6,700アクセスと、Amazonは楽天を超えるアクセス数があります。
実際にAmazonや楽天で検索してみるとわかりますが、本や雑誌やCD・DVD、ゲーム、電化製品、日用品、食料品、衣料、ブランド品、サプリメント、おもちゃ、化粧品、ベットフード、植木鉢、雑貨、文房具…などなど、私たちが暮らす上で必要不可欠な商品から、嗜好品やホビーなど様々な商品が取り揃えられています。
利用することが当たり前になり、私たちの日常に溶け込んでいると言っても過言ではないほどのAmazonについて、これからメリットとデメリットを一つ一つご紹介していきます。
Amazonの魅力はなんといっても送料無料ではないでしょうか。Amazon.co.jpが発送する商品の場合は注文金額が2000円以上になれば北海道、九州、沖縄、離島でも配送料無料になります。
「2000円以上買わないといけないのか…」と思うかもしれませんが、Amazonはとにかく商品のラインナップが豊富。日用品も数多く売っているので、欲しいものや必要なものを購入しているとすぐに2000円以上になります。
また、嬉しいのが重いものをわざわざ自分で家まで運ばなくていいということ。例えばミネラルウォーターもお店で買って自分で運ぶのは大変ですが、Amazonで注文すれば自宅まで配送してくれるため、わざわざ大変な思いをして運ぶ必要がないのです。
通常会員ならば配送料無料にするためには2000円以上の買い物をしなければいけませんが、Amazonプライム会員として登録すれば配送料無料が無料になるだけでなく、お急ぎ便や日時指定便なども無料で利用出来るようになります。
一気にまとめてAmazonで買い物をするのではなく、こまめにあれこれと買い物をするのが多いという人はプライム会員になれば送料を気にすることなく買い物をすることが出来ます。
「Amazonを頻繁に利用するならばプライム会員にならないと損!」そんな風に言われるほど、Amazonプライム会員の特典はかなり豪華です。
Amazonプライム会員になるのは4900円の年間プランか、500円の月間プランで有料登録をする必要がありますが、それだけでこれほど多くのサービスを利用することが出来るのはかなりお得と言えるでしょう。
プライムミュージックに関しては沢山の音楽を聴きたいという人からすればとても満足出来る曲数ではなく、おまけ程度という評価が多いですが、Amazonを頻繁に利用する人からすれば配送料無料だということ、そしてプライムビデオ、タイムセールの先行参加と、これだけでも十分元が取れていると感じることが出来るんではないでしょうか。
プライムビデオにはプライムビデオでしか見ることが出来ない独占配信の動画もあるため、他では見ることが出来ない動画を見ることが出来るというのも魅力の一つと言えます。
また、Amazonは商品注文から発送までが早いことでも知られています。お急ぎ便や当日お急ぎ便を使えば更により早く注文した商品を受け取る事ができるようになるため、すぐに商品を受け取りたいという場合などはAmazonのお急ぎ便を使う事が多いようです。
急いでいる時にすぐに届けてくれるというのもAmazonの強みと言えるでしょう。
Amazonと同じくらい沢山の人が利用している「楽天」の場合、ページがかなりごちゃごちゃしています。今となってはこれも楽天の個性と言えるでしょうが、対してAmazonはサイトがとてもシンプルで商品を探しやすく、商品の情報もチェックしやすくなっています。
そのため細かいことに煩わされることもなく快適にお買い物を楽しむことが出来るのです。
Amazonは大量の商品の中から欲しい商品をピンポイントで検索することが出来ます。
商品が沢山あると探すのも大変になってしまいますが、Amazonの場合は検索ですぐに欲しい商品を見つけることが出来るので、商品検索に時間をかけずにスムーズに買い物を行うことが出来るのです。
Amazonでは新品の商品だけでなく、中古の商品を探せます。例えば本やゲームなどは、昔の名作などならば最安の場合1円(送料別)という価格で購入することが出来るのです。
中古商品は多くの場合、Amazon.co.jpからの発送ではなくAmazonの出品者から購入することになるため、購入する際にはお店の評価や評価件数、商品についての説明をしっかり確認することが大切です。中古商品の中にはあまり出回っておらずプレミア価格となっているものや海外からの発送となるものもあります。
以上のように様々なメリットのあるAmazonですが、デメリットもあります。それ、商品画像が少ないということです。新品の商品にしても中古商品にしても、商品画像が少なかったり、ものによってはイメージ画像のような写真しかない場合、写真が一切ない場合もあります。
購入者数が多い商品の場合、ユーザーレビューにユーザーによる写真が投稿されている場合もありますが、楽天と比較すると商品画像はかなり少ないと言えるでしょう。
Amazonには「Amazonポイント」があります。Amazonポイントも今では様々なキャンペーンが行われていますが、普通に買い物をしている程度ではなかなかポイントが貯まりません。ポイントをお得に貯めたいなら様々な工夫をする必要がありますが、ポイントのために工夫をするのは面倒臭い…そんな人が多いため、結果的にAmazonポイントの恩恵を感じる事が出来ないのです。
一方、楽天の場合は楽天ポイントがかなり有名ですよね。クレジットカードを申し込むだけでかなりポイントが貯まったり、商品を購入する度にポイントが貯まるので気づいたらかなりポイントが貯まっています。
インターネットショッピングサイトでの買い物の際、ポイントを貯めてお得に利用したいと考えている人からすればAmazonはこの部分が少し物足りないと感じられるのではないでしょうか。Amazon公式サイトの「Amazonポイントのお得な貯め方・使い方」にお得なAmazonポイントの貯め方が案内されているので、まだチェックしたことがないという人はぜひチェックしてみてください。
AmazonにはAmazon.co.jpが販売・発送を行っている商品だけでなく、様々なショップが販売している商品もあります。そんな商品の中には粗悪品が紛れているということも少なくありません。中国製でも優れた製品はありますが、粗悪品が紛れている可能性もあり、明らかに相場より安い商品やレビューの評価が極端に低い商品は注意する必要があります。
ただし、Amazonのユーザーレビューではサクラと思われる書き込みが多いことでも知られています。明らかにおかしい日本語のレビューばかりの商品などは業者がユーザーに商品を買わせるために書き込んでいるものだと思われます。
Amazonは購入した商品が不良品だった場合などは対応を行ってくれるため、その点では安心と言えますが、ショップとのやり取りなど面倒なこともあるため安物買いの銭失いにならないよう注意したいところです。
前述の通り、Amazonで充実したサービスを受けるためには有料のAmazonプライム会員になる必要があります。プライム会員は非常に特典も多く、コストパフォーマンスの高いサービスですが、有料会員登録に抵抗があるという人もいるでしょう。
プライム会員ではない場合はプライムビデオやプライムミュージックなどを利用出来ないだけでなく、通常の注文は2000円未満の場合送料がかかってしまうなどのデメリットがあります。Amazonで何度も買い物をするという人の場合、プライム会員の登録料金よりも送料の方が結果的に高くついてしまった…ということも有り得るので頻繁にAmazonを利用しているという自覚があるようならプライム会員として利用するのがお得と言えます。
以上、Amazonを利用する上でのメリットやデメリットについてご紹介させていただきましたがいかがでしたでしょうか?
Amazonを利用するには沢山のメリットもありますが、デメリットも存在しています。Amazonを今利用している人もこれから利用するという人も、まずはこれらのメリットとデメリットを自分の使い方と照らし合わせてみましょう。
そしてプライム会員になるのか、ならないのかということを選択したり、Amazonの使い方を少し工夫するだけでも今まで以上にお得にAmazonを利用することが出来るようになるはずです。
October 17, 2019 - posted by poster